早島町議会12月定例会が開会し、児童の障がいに応じた特別な指導を受けられる新たな通級指導教室設置に向けた費用などを盛り込んだ補正予算案が提案されました。
早島町議会12月定例会に提案された一般会計補正予算案の総額は8280万円です。
主なものでは、汐入川排水機場の改修に向け県に支払う事業費負担金の追加に2650万円、早島駅前の駐車場の利便性向上のため、駐車場の機器を最新機器に更新する経費に100万円、来年度(2026年度)新たに情緒障害通級指導教室を開設するため、教室の内装工事やパーテーションや机などの備品を購入する費用に630万円が充てられています。
通級指導教室は、通常学級に在籍する児童を対象に障がいに応じた特別な指導を受けられる場で、早島町では1995年から言語障がい通級指導教室を設置しています。
来年度からは新たに、学校生活で強い不安や対人関係に悩みがあるといった自閉症や情緒障がいなどを対象にした通級指導教室を設けます。
このほか、早島町地域福祉センターの給湯設備の改修に伴う予算68万円の専決処分の承認や、空調設備改修事業についての議案が可決されました。
早島町議会12月定例会は今月12日から一般質問が行われます。




