ニュージーランドクライストチャーチ市のカシミア高校の生徒が倉敷南高校を訪れ授業を通して日本の文化や食を学び交流しました。
倉敷南高校を訪れたのはニュージーランドの姉妹校カシミア高校の生徒14人です。
体育館で開かれた歓迎式では吹奏楽部がアニメのテーマ曲などを演奏しカシミア校生はお礼にマオリ族の民族舞踊「ハカ」を披露しました。
そのあとの特別授業では1年生と一緒にオリジナルの金屏風を作りました。
唐獅子図屏風や鳥獣戯画などからインスピレーションを受け自由に描いていきます。
始めに水だけを塗り、後から絵の具で色を付けていく日本画の伝統的な技法も体験しました。
絵を完成させた後は文字入れです。
倉敷南高校の生徒が書いたお手本から気に入った漢字を一文字選びまずは半紙に練習していきます。
字を書く時の姿勢や筆の持ち方から漢字の書き順などは倉敷南校生が英語や日本語、ジェスチャーを使って伝えました。
そのあとは、家庭クラブの生徒たちとおにぎり、みそ汁を協力して作りました。
おにぎりの具は梅干しやたらこなど日本で定番の6種類が用意され、好きな具材を組み合わせ三角形に握っていきました。
ほかにも卵焼きやたこさんウインナーが用意され日本ならではのメニューを味わいました。
倉敷南高校では2018年にカシミア高校との交流が始まり1年ごとに交換留学の派遣と受け入れをしています。
カシミア高校の生徒は今後、クラス対抗のスポーツ大会に参加するほか、倉敷南高校の生徒に案内してもらいながら倉敷美観地区などの観光をする予定です。




