倉敷市真備町の金峯寺で、春の大祭が行われました。
真言宗のお寺・薬王山金峯寺では、毎年サクラの咲くころ春の大祭を開いています。
仏教の祖・釈迦が生まれた時期にあたることから、仏像に甘茶をかけて祝うスペースが境内に設けられました。
またこの日は、去年の春、33年ぶりに御開帳した本堂の本尊薬師如来の公開最終日で、扉を閉める法要も営まれました。
青山光忍住職の先導で読経を上げた後、御開帳の記録などを刻んだ記念の石碑を除幕しました。
次に本尊が御開帳するのは32年後の2058年です。
参拝者は、思いをはせながら、手を合わせていました。
続いて、ほら貝の音が響く中、紫燈大護摩供養が行われました。
悪霊を払うため矢を放つ儀式などに続き、山伏たちが高さ2メートルの護摩壇に火を入れました。
勢いよく煙が上がる護摩壇に青山住職たちが参拝者の願いが書かれた護摩木を投げ入れ、健康や平和などを願いました。
このあと護摩壇が崩され、薪や炭の上を歩く火渡りが行われました。
井上貴弘副住職が先陣を切り、続いて地域住民が足を踏み入れました。
この火渡りは、一歩踏み出す勇気と決意を表すとされています。
参加した人はそれぞれの願いを込めて、歩いていました。
そして、金峯寺の春の大祭といえば檀家有志によるポン菓子のふるまいです。
出来立てのポン菓子を袋詰めにして600個作ったほか、あげやわかめなど具材たっぷりのうどんを600食用意し、訪れた人を接待しました。




