2018年の西日本豪雨からあす(6日)でちょうど8年を迎えます。
災害の教訓を伝えようと、住民団体が真備ふるさと歴史館に水害伝承コーナーを設けました。
倉敷市真備町で51人の犠牲者を出した8年前の西日本豪雨。
被災して家の片づけを手伝う2歳の子どもの写真や、堤防が決壊した場所を再現した模型など、災害と復興の記録がまとめられています。
真備町岡田地区にまつわる資料を中心に展示・収蔵している真備ふるさと歴史館。
そのロビーの一角に、水害伝承コーナーが設けられました。
展示しているのは、地元住民などおよそ20人で組織する「真備水害伝承の会」が収集したものです。
これまで2021年から4回にわたりマービーふれあいセンターなどで、水害伝承の展示会を開きました。
そこで紹介した2000枚以上の写真や模型などの一部を、ふるさと歴史館に持ち寄り、再構成。
命を救う一瞬を切り取った写真や、過去の水害の歴史をまとめた表などを掲示しています。
また、映像コーナーも設けました。
浸水の様子や被災者の証言などをまとめたDVDを視聴できます。
このほか、これまで真備町で発生した水害の記録を残す石碑を紹介するなど、あらゆる角度から水害の歴史を伝えます。
きょう午前、真備水害伝承の会メンバーなどが集まり、コーナーの開設式を開きました。
水害で亡くなった人たちを追悼したあと、黒瀬正典会長が「一人でも多くの人に来ていただき、水害の歴史を勉強して次の世代に伝えてほしい」とあいさつしました。
また、伊東香織市長からのメッセージも代読されました。
真備水害伝承の会では、長年伝承施設の整備を倉敷市に要望し続けてきましたが、真備ふるさと歴史館の展示室以外の場所を借りることで、施設の指定管理者と協議してきました。
まび水害伝承コーナーは、月曜、木曜を除き、午前10時から午後4時の間で公開しています。




