倉敷市の建具職人・小川建山(けんざん)さんの組子細工の作品展が開かれています。
釘や金具を使わず細かな木材を組み付けて模様を作る伝統的な木工技術・組子細工。倉敷市連島町の住宅建設メーカー・小川建美に設けられた会場には34点の作品が並びました。
制作したのは、小川建美の創業者で建具職人の小川建山さん(91歳)です。69歳で社長を退き、10年ほど前にもう一度職人として組子の技術に向き合いたいと制作を始めました。
こちらは、去年の岡山県美術展覧会で岡山市長賞を受賞した飾り箱です。組子細工の隙間に色の違う木をはめ込む象嵌という技法を使いながら、およそ2年かけて作り上げました。
こちらのつい立ては、小川さんが18歳から8年間建具職人の修行をしながら過ごした静岡での思い出をテーマに富士山や漁師の姿などを取り入れました。小川さんの最後の作品として90歳の時に仕上げられ、来場者を出迎えます。小川さんの作品展は、今月19日(日)まで小川建美2階で開かれています。




