玉野市は、新しい庁舎での業務をきょう(24日)から始めました。
60年使い続けた旧庁舎の隣に建てられた新庁舎で、玉野市役所が新たな船出です。
午前8時30分。正面玄関が開けられました。
柴田義朗市長も、訪れた人を出迎えました。
市民が多く利用する1階は、デジタルシステムを導入した「書かない窓口」です。
住民票の写しや転入届など、画面に表示された用件の中から選択して、番号札を取ります。
番号が呼ばれると、指定のカウンターで手続きをします。
申請書は、職員が訪れた人からヒアリングして作ります。
来庁舎は事前に書類を書く必要がなく、タブレット端末に署名する程度です。
複数の窓口を回る場合は、職員が案内します。
「極力書かない、回らない、待たない」窓口がコンセプトです。
新庁舎初日の午前中は、職員が慣れていないことや大型連休明けの影響もあり、少し混雑していました。
市民にやさしい庁舎の特徴は、足元にも。
専用のアプリを入れたスマートフォンを点字ブロックにかざすと、音声で位置を案内します。
「しゃべる点字ブロック」とも呼ばれ、スマホをかざす方向で、案内も変わります。
この点字ブロックは目の不自由な子どもたちを支援している認定NPO法人ヒカリカナタ基金が寄贈したもので、玉野市役所には、1階に3カ所取り付けました。
3階では幹部職員が集まって、新庁舎で初めての会議を開きました。
「渇水対策」をテーマに、上水道の取水制限が40%以上になった場合、断水する可能性を確認しました。
柴田市長は、市民への積極的な広報を指示しました。
今までよりも安全で、広く、明るく、機能的になった玉野市役所。
これから市民に親しまれる庁舎になることが期待されます。




