雑穀の一つキビを栽培してきた玉野市の玉原小学校で収穫祭の餅つきが行われ、児童が地域の人たちと一緒に杵をふるいました。
去年7月から11月にかけてキビの栽培に取り組んだのは、6年生39人です。収穫祭では、栽培したキビに餅米を混ぜ、餅つきをしました。学校の支援ボランティアなどが、サポートしました。ついた餅は、みんなで丸めました。玉原小学校では、6年生が、総合学習の一環として玉野市が産地化を目指している雑穀の栽培に取り組んでいて、今回で4年目です。今回は、天候に恵まれたことに加え、児童や支援ボランティアの行き届いた手入れもあり、豊作に。およそ20キロのキビを収穫しました。餅はきな粉にまぶして、全校児童249人に振る舞われたほか、栽培を手伝ってくれた支援ボランティアの人などに届けられました。
このお餅、担当した記者が味見をさせていただいたところ、程よい歯ごたえにキビ独特の風味があって、美味しかったということです。