「太平洋の白鳥」とも呼ばれる大型練習帆船・日本丸が、玉野市の宇野港に入港し、歓迎セレモニーが行われました。
全長110m、帆の高さおよそ50mと国内屈指の規模を誇る日本丸は午後1時ごろ、宇野港第一突堤に到着しました。太平洋や瀬戸内海の沿岸で、3ヵ月の訓練航海を行っていて、港に立ち寄るのは宇野港が4ヶ所目となります。到着後、日本丸の船内で船員と実習生あわせて165人を前に歓迎セレモニーが行われました。玉野市の西村薫三副市長が歓迎の言葉を述べ、寺島慎船長に花束が、飯島伸雄機関長と玉野市出身の実習生沖中亮磨さんに花束と記念品の備前焼が贈られました。日本丸は、16日、17日に開かれる「たまの・港フェスティバル」で、船の帆を広げる訓練「セイルドリル」を披露するほか、実習生の案内による船内の一般公開も行われます。停泊中は夜10時まで船をライトアップして宇野港を彩るほか、宇野港を離れる18日の午前には、お世話になった地元の人たちに感謝の気持ちを伝える儀式「登檣礼」をする予定です。
※セイルドリル 16日(土)13時~
※一般公開 17日(日)9時~、13時~
※登檣礼 18日(月)10時~
※ライトアップ 14日~17日 午後10時まで
KCTでは16日午後2時から、たまの港フェスティバルの会場から生中継します。日本丸のセイルドリルの様子もお届けしますのでお楽しみに。