かつて玉野市中心部を走っていた鉄道玉野市営電鉄を広く知ってもらうイベントが、玉野市奥玉のすこやかセンターで開かれました。
昭和28年に開通し、宇野~玉遊園地間の4・7kmを結んでいた玉野市営電鉄。昭和47年に廃止されましたが、その歴史を後世に伝えようと、玉野市電保存会が毎年この時期にイベントを開いています。かつて市電を走っていた「760系」を保存しているすこやかセンターを会場に、車両の一般公開や車掌体験、そしてミニ電車の運転があり、子どもたちが思い思いに楽しんでいました。また、室内でも、多彩なイベントが展開されました。宇野線の運転シミュレーターや 玉野市電をはじめとした鉄道模型の展示も行われ、来場者が電車の魅力を感じていました。そして今回は、玉野市電保存会結成10周年を記念して、和歌山電鉄・貴志駅の名誉永久駅長「たま」が登場。子どもたちとじゃんけん大会をして盛り上がりました。