岡山県と玉野市は玉野市の胸上港と田井港の沖合に養殖したガザミ=ワタリガニを放流しました。
放流したのは瀬戸内市邑久町の増殖場で孵化し、2、3週間たった体長およそ二センチ弱のガザミです。ガザミは漁場の定着性が高く市場では高値の取引が期待されています。胸上港では市の職員と漁協の組合員が港の沖合500メートルのところにおよそ5万5000匹を放流しました。この場所は海草のアマモ場がありガザミが定着しやすいそうです。箱の網に絡まっている小さなガザミもひとつひとつ丁寧に取って海に放しました。
ガザミは秋から冬に旬を迎えます。
玉野市では今月21日にマコガレイ、28日にはクルマエビの放流も予定しています。