倉敷市の洋画家故河原修平さんの門下生でつくる「燈仄会」の作品展が倉敷市立美術館で開かれています。
燈仄会は、倉敷市出身の洋画家の河原修平さんが弟子を育てるためにつくった芸術活動グループです。河原さんは戦後、倉敷で活動していた洋画家です。
「絵を描いてお金をもらうのではなく自分の気持ちや純粋な思いで作ることが大事だ」と語ったそうです。その遺志を継ぐ会員は県内外に32人います。
56回目の作品展では、倉敷市や総社市を中心に会員13人の32点と、河原修平さんの遺作4点を展示しています。油彩画や水彩画などの絵画作品からガラスや七宝の立体的な作品まであります。
会員たちの心の中にあるものを自由な発想で表現しています。
燈仄会の作品展は7月1日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。
この燈仄会というグループの名前は抽象絵画の先駆者坂田一男さんが命名したそうです。