茨城県在住の日本画家藤島博文さんが、自身が描いたタンチョウの日本画を総社市へ寄贈しました。
「総社早天舞」と題された日本画には、早朝の吉備路を悠々と飛ぶ夫婦のタンチョウが描かれています。
藤島さんは飼っているタンチョウを主な題材にしている日本画家です。
去年12月にタンチョウの繁殖のため、「きびじつるの里」で飼育されていた雌・ココロを譲り受けました。
タンチョウの譲渡に感謝の意を表し、総社市に日本画を寄贈しました。
78歳の藤島さんは30歳の時に日展に初入選。
その後15回の入選を果たし、うち2回は特選を受賞しています。
現在は、日本画の制作活動をはじめ、全国各地でタンチョウを演題にした講演活動も行っています。
藤島さんの日本画は総社市役所の玄関に飾られるということです。