室町時代の画聖・雪舟が少年時代に修行した総社市井尻野の井山宝福寺で、夏恒例の暁天座禅が始まりました。
暁天座禅は釈迦が明け方に悟りを開いたという故事にちなんだものです。
初日の1日は県内外から53人が参加しました。
午前5時からおよそ1時間、境内の方丈の間で背筋を伸ばして足を組み、目を閉じて無我の境地を目指しました。
警策を打つ乾いた音が早朝の静まり返った境内に、響き渡っていました。
井山宝福寺の暁天座禅は、今月5日まで毎朝行われます。
参加受付は午前4時30分からで、参加料は500円となっています。