玉野市議会は12日に開いた臨時会で、市民病院と三井病院を統合するための費用など4千18万円の補正予算を含む4議案を可決しました。
一般会計補正予算は玉野市民病院と玉野三井病院を2021年4月に経営統合し、地方独立行政法人を設立するための費用980万円など3事業に4千18万円となっています。
市民病院と三井病院は、人口減少に伴う医療需要の縮小で経営がより厳しくなることや、老朽化した施設の建て替えなど共通の課題を抱えており経営統合の協議を進めてきました。今回の予算は、
新たな地方独立法人を設立するため、専門的な支援業務を委託するコンサル料で、この事業は2020年度までの債務負担事業となります。
また、台風で渋川マリン水族館の倉庫が壊れたため、施設の修繕費として、66万円が特別会計として計上され、いずれも可決されました。
議会に先立ち黒田晋市長が11日に発表された宇高航路休止について説明しました。
玉野市議会の12月定例会は、12月5日に開会する予定です。