総社市で正社員、パート、アルバイトの就職面接会が開かれました。働き方改革で新年度から残業時間の上限が設定されるのを前に多くの企業が人材を求めています。
就職面接会に参加した企業は総社市内の30事業所です。今回は100人を越える求職者が仕事内容や給与などについて企業担当者と面接しました。ハローワーク総社によると去年12月の総社市内の求人倍率は1・24倍で求人倍率自体は悪くないものの仕事内容や採用条件などでミスマッチも生まれているということです。思うように採用に結びつかい現状に加え4月以降、働き方改革による時間外労働の時間に上限が設けられることで採用へも影響が出ているとしています。
中小企業を支援する総社商工会議所では働き手の確保に苦労する事業者を助けようと国の時間外労働等改善補助金を受け市内の企業紹介や採用について紹介する冊子「そうじゃのミライ」を作成しました。今後、総社市内全戸に配布予定で、地元の企業の魅力を伝えます。総社商工会議所によると働き方改革の詳しい中身が事業者に理解されていない部分もまだあるとしており、4月施行となる残業上限設定の働き方改革関連法について周知していきながら、各事業所にあわせた相談を行っていくとしています。さらに、行政とも連携し雇用を促進していきます。