倉敷市の郷内中学校は市内の他の中学校より1週間早く春休みにしました。
新型コロナウイルスの影響で臨時休校となっている中、春休みを早めることで次の学年への準備に取りかかる時間として活用してもらうのが狙いです。
倉敷市立郷内中学校の1、2年生にとっては臨時休校となった今月4日以来初めての全員揃っての登校日です。
生徒は久しぶりに友達や先生との再会を楽しんでいました。
倉敷市の中学校では今月26日に修了式を行う予定でしたが郷内中学校は唯一春休みを1週間前倒しきょう修了式を行うことを決めました。
修了式は校内放送で行われ、福添信子校長は春休みを早めた目的などを生徒へ伝えました。
校長の福添先生は昨年度まで真備中学校の教頭を務め一昨年の西日本豪雨災害も経験しました。
災害の時も休校となり家での時間が増え子ども達自身が時間を管理する力の必要性を感じていました。
今回の新型コロナウイルスでの休校も同じ状況ととらえ春休みを早める判断をしました。
修了式のあと生徒は担任から通知表を受け取り、1年の学習について振り返っていました。
生徒にとって突然の休校や部活動の休止。
今年は不安の多い中での春休みとなりそうです。
郷内中学校では休校により履修できていなかった教科については新年度に時間を設けることにしています。
始業式は他の市内の中学校と同じ4月7日の予定です。
倉敷市の他の中学校では今月26日に修了式が行われます。