一昨年の豪雨災害で被災した倉敷市真備町の児童館が復旧工事を終え、およそ1年8ヵ月ぶりに元の場所で再開しました。
市内外から年間3万人が利用する真備児童館。開館と同時に大勢の親子連れが訪れました。
一昨年の豪雨災害で建物はおよそ4メートルの高さまで水に浸かりました。グラウンドの遊具やおもちゃは断水で洗うことができず、泥がかぶった状態が続きました。災害から3カ月後の10月1日、真備保健福祉会館の一室で仮復旧したものの、スペースは限られ、屋内のみとなっていました。災害から1年8ヵ月が経ち、真備児童館はグラウンドも整備され、元の姿に戻りました。
【リポート】
KCT 小西陶子 記者
水没したおもちゃや遊具はすべて使えなくなってしまいましたが、復旧した児童館には全国からの寄付もあって新品のものが揃いました。
大規模な改修工事を終えた館内には、新しく授乳室が設けられ、お母さんたちも快適に利用できます。
【インタビュー】
児童館の再開に利用者はー
子どもたちは、トランポリンで遊んだり、おもちゃの車に乗ったり、元気いっぱいに体を動かしていました。
【インタビュー】
・子どもはー
真備児童館は新型コロナウイルスの感染を防ぐため3月末までのイベントと子どもたち向けの教室のすべてを中止としていますが、施設内での遊びは制限していません。
★☆★ご覧の★☆★時間で開館しています。
真備児童館(0歳~18歳)9:00~17:15(月・祝)休館
【インタビュー】
・真備児童館 谷野秀樹 館長
子どもたちの元気な声とともに戻ってきた真備児童館。
ソメイヨシノも喜びに顔をほころばせていました。
子どもたちの成長を見守る地域の児童館が再開したことは復興の象徴とも言えます。
被災前と変わらず親子が大切な時間を過ごせる場所になるでしょう。
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