対戦型コンピューターゲームで勝敗を競う「eスポーツ」の瀬戸内地方を拠点にしたプロチームが今日、倉敷市で発足しました。
チームの名前は「せとうちENLIFE」。
チームロゴやユニフォームは瀬戸内の海と太陽をイメージしています。
岡山県をはじめとした瀬戸内地方をeスポーツの聖地にしようと、eスポーツを介してのイベント制作などを行っている浅口市出身の小笠原 修さんが立ち上げました。
岡山県内では2つ目のプロチームだということです。
eスポーツはエレクトロニック・スポーツの略でサッカー、野球、格闘技など多彩なジャンルがあります。
競技人口は世界で1億人を超えていて、去年は「いきいき茨城ゆめ国体」の文化プログラムで初めて採用されるなど近年、日本でも盛り上がりをみせています。
この日はせとうちENLIFEに所属する15人の選手の一人で、2018年にはレーシングゲーム「グランツーリスモ」の世界大会に出場した経験を持つ備前市出身のLucaさんによる公開練習が行われました。
せとうちENLIFEでは今後、国内外の大会に参戦し上位入賞を目指します。
近い将来、県内に選手とファンが交流できる拠点を整備することも計画しています。
また、倉敷市をはじめとした県南エリアで学習塾を展開している「大島塾」と業務提携を行います。
せとうちENLIFEは大島塾の配信コンテンツの制作や協力などを行い、大島塾はせとうちENLIFEの広報や窓口業務を行うということです。