倉敷・総社・玉野・早島・岡山その他の地域情報をお届け

KCTニュース

月~木/17:00~17:30 他

月~木/17:00~17:30 他

地域の防災力強化 考える

西日本豪雨の被災地倉敷市真備町呉妹地区できのう(16日)防災セミナーが開かれ、住民が地域の防災力の強化について考えました。

このセミナーは「呉妹まちづくり推進協議会」がコミュニティ防災について考えてもらおうと企画したもので、地域住民およそ30人が参加しました。
講師として招かれたのは阪神大震災の復興に関わり、内閣府中央防災会議専門委員会委員などを歴任してきた、兵庫県立大学防災教育研究センター長の室﨑 益輝さんです。
室﨑さんは、自然災害が多発し新型コロナウイルスが蔓延する今を「災害・感染症の時代」として、複雑化する災害に対応していくためには地域の防災力を高めていくことが重要だと話しました。
また、最近注目されている「垂直避難」や「分散避難」について状況によっては必ずしも有効な手段にはならないとし、その判断についてもコミュニティの避難計画に基づくべきだと主張しました。

室﨑さんはコミュニティ防災を強化・充実させるためにはその担い手となる自主防災組織の育成が欠かせないと強く訴えかけていました。

防災セミナーでは参加者同士の対話の場にしてもらおうと、水害時の避難行動を考える「マイ・タイムライン」作りも行われました。
参加者はお年寄りなど要配慮者との避難も想定に入れ、水害への備えについて真剣に考えていました。
なお、自主防災組織の倉敷市内の組織率は今年4月時点で77・7%で、県内全体の組織率を10%ほど下回っています。
呉妹地区では今後、各自治会で連携し、地区内の自主防災組織率100%を目指します。

KCTニュース動画

ご迷惑をおかけいたします。現在、混み合っています。(KCT-Net非会員様:こちらの動画は会員専用のサービスです)
  • 放送日:2020/08/17(月)
  • 担当者:横山 佑輔
おすすめ記事
春の県高校野球開幕 20日試合結果
親子と楽しい時間を ママ友パネルシアター奮闘中
5月5日 端午の節句を前に こいのぼり 春の空を泳ぐ
みんなの思いを乗せて甦れ!貴重な国鉄車両
シリーズ・新警察署長に聞く 総社警察署 松浦茂晴署長
倉敷周辺でイチゴ狩りが体験できるスポット6選
倉敷市内最大規模 有城に防災備蓄倉庫が完成
倉敷男声合唱団 定期演奏会に向け練習に熱

Copyright (C) KCT Co.,Ltd. All Rights Reserved.

JASRAC許諾番号:5770546002C21040