倉敷市真備町で災害の復旧工事を行っている建設業者が真備陵南高校で講演会を行い企業の災害対応を通じて備えの重要性を伝えました。
講演を行ったのは倉敷市真備町で災害復旧工事などを行っている建設会社のカザケンです。
真備陵南高校の全校生徒およそ120人を前におととしの真備町での災害時の対応や担当する復旧工事の様子などを説明しました。
カザケンの本社は真備町にあり被災しましたが、総社支社に本部を設置し国や県などからの緊急要請に災害直後から対応してきました。
すぐに対応ができたのは災害時に事業が継続できるよう「BCP」と呼ばれる行動計画を作成していたことが大きかったと企業の担当者は話しました。
カザケンではBCPに沿って社員全員の安否確認や資材・人員の確保などを行い緊急復旧体制を整えることができました。
生徒は災害に向けて事前に備えておくことの重要性を学んでいました。
この講演会は防災教育の一環として学校が建設会社のカザケンに依頼し行われました。
またカザケンは新型コロナウイルスの感染防止の活用してもらおうとマスク150枚を学校へ贈りました。