木工作家太田秀世さんの作品展が玉野市のギャラリー「サンコア」で開かれています。
会場には岡山市北区武部町に工房を構えている淡路島出身の木工作家太田秀世さんが制作した「いす」や「額」「仏壇」などおよそ50点が並んでいます。
太田さんは木目を引き立たせ艶をだす「拭漆仕上」や素材本来の色をいかす 「オイル仕上」など 同じような家具でも違う仕上げ方をすることで 木の良さを引き出しています。
開くと大きくなる「バタフライ・テーブル」は 1か月半かけて漆を7回塗り制作されました。
木目によって漆の吸い込みに差が出るため美しい模様が浮かびあがっています。
ギャラリーの2階では妻の久美子さんが家具の端材で制作した小物も展示されています。
太田秀世木工展は18日まで玉野市築港のギャラリー「サンコア」で開かれています。