総社市は、市内の高齢者事業所を対象にWEBで感染予防対策の研修を行いました。
WEB研修は、先日の高齢者施設での新型コロナのクラスター発生を受け、高齢者事業所の感染予防対策を徹底するため総社市が開きました。
WEB研修には市内のおよそ50の高齢者事業所が参加し、倉敷中央病院の感染症科医長で岡山県クラスター対策専門家チームの上山伸也医師が講師を務めました。
研修では、高齢者は若い人に比べて感染しやすく症状も出やすいというコロナの特徴を踏まえ、高齢者事業所での3つの対策を話しました。
具体的な対策として、ウイルスを持ち込まないために職員は症状があれば休む体制、持ち込んでしまった場合なるべく広げないためマスクの着用や手指衛生の徹底、そして早期発見のために、職員、入所者共に毎日体調をチェックすることなどが大切と話しました。
研修の後は今週中にも発足する連絡協議会について明日27日に素案を提示し各事業所に意見を出すよう呼びかけました。