玉野市の三井E&S造船玉野艦船工場で海上自衛隊の護衛艦の進水式が行われました。
3900トン型護衛艦「くまの」は排水量3900トン全長133メートルです。
警戒監視に対応し、対潜戦、対空戦でも活用できるほか対機雷戦機能も装備するなど従来の護衛艦に比べて多様な任務への活用が可能となっています。
また外観の凹凸を出来る限り減らすことで電波の反射を分散させ探知されづらくなっていることも特徴です。
「くまの」の建造費は三菱重工の長崎工場で造られている同型艦と合わせておよそ1055億円となっています。
進水式では、防衛省の島田和久防衛事務次官が綱を切断し護衛艦を進水させました。
今後、艦の装備工事を行い令和4年3月に竣工する予定です。
主に日本の海域の警戒監視にあたる予定です。