新型コロナウイルスの感染が拡大する中、仏壇・仏具の販売などを行う会社がインターネット上に3D技術を使った新しい形の店舗を開設しています。
倉敷市に本社を置く仏具販売店「ほうりん」です。
こちらの店では新型コロナの影響で今年5月から10月の来客数が前の年と比べておよそ15%減少しました。
こうした状況を打破しようと店ではインターネットを活用した新たな取り組みをスタートさせています。
マンション住まいの人に人気のコンパクトな「現代仏壇」や職人技が光る国産ブランドのものなど「ほうりん」倉敷本店では、およそ400台の仏壇を取り揃えています。
商品をインターネット上でチェックできるこの「バーチャル店舗」では、デザインや質感だけでなく大きさを測ることもできます。
来店することが難しい人も好きな角度から高画質で見ることで大まかなイメージをつかんでもらうのがねらいです。
新型コロナの感染収束が見えない中、仏具販売店も新たな打開策を講じています。