任期満了にともなう倉敷市議会議員選挙がきのう(24日)に即日開票され、新市議43人が決まりました。
新型コロナウイルスの影響を受けての選挙戦は低調となり、投票率は過去最低となりました。
甚大な被害をもたらした西日本豪雨災害から初めてとなる今回の市議選には、現職37人と新人14人が立候補。
真備町の災害復興と新型コロナ対策を主な争点に各陣営が激戦を繰り広げました。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため集会や出陣式を取りやめるなど活動を自粛し、有権者と十分に向き合うことができないままの選挙戦を余儀なくされました。
SNSなどを活用してアピールをするなど各陣営もこれまでとは異なる戦い方を展開しましたが、投票率は、前回の選挙より7・35ポイント低い35・38%で、過去最低となりました。
現職37人が議席を守り、6人の新人が勝ち抜きました。
今回の市議選は開票作業が大幅に遅れました。
投票者数より投票用紙が17枚多く確認されたため、25日午前0時過ぎから選挙管理委員会の職員を中心に票の数え直しを行いました。
検証の結果、計数機の段階での数え間違いであることがわかりました。
このトラブルにより最終確定時刻は当初予定していた0時30分より大幅に遅れ1時5分に確定票が発表されました。