総社市と総社市社会福祉協議会はひきこもり状態の人を支援する施設を新たに市内の西部につくりました。
新たな施設は総社市上原の民家の一部を総社市社会福祉協議会が借り受けて運営します。
施設の愛称は「ほっとタッチポエム」。
建物は築100年ほどの木造平屋建てで和室や台所、縁側などが利用できます。
義務教育を終えたあと半年以上社会から孤立しているいわゆるひきこもり状態の人が総社市には現在200人以上います。
総社市では支援事業の一環として、平成30年に市内中心部に拠点施設を開設し、これまでの支援のなかで50人が社会復帰しています。ひきこもりの相談者が
西部地区に多くいることから今回市内の西部に2つ目の拠点施設をつくりました。
この拠点施設では家のような環境で少しずつ人と関わっていきいずれは社会に参加できるようサポートしていきます。
総社市ひきこもり支援センター大栁堅司センター長ほっとタッチポエムの利用は準備が整い次第今月中の運用開始を目指しています。