総社市は、臨時市議会を開き 新型コロナに感染した自宅療養者を支援する施策を盛り込んだ補正予算案を上程し、可決しました。
可決された補正予算は4900万円です。市独自の新型コロナに感染した自宅療養者の見守りに充てられます。具体的には自宅療養中の希望者に対し電話などによる医療相談を吉備医師会に委託する、自宅療養者見守り支援業務におよそ1300万円。自宅療養中の希望者に対し総社市が食材や日用品などの買い物を代行し提供する自宅療養者買い物等支援業務に500万円です。
このほか、感染療養者や療養後で なお入院が必要な人の受け入れを行う医療機関に対して補助する新型コロナウイルス感染療養者等入院受入支援補助金に2000万円を計上しています。総社市内の自宅療養者は現在5人ほどですが、5月中旬には30人程度になっていたことや、自宅療養者は孤独になりやすいことなどから総社市では見守り支援を行っていきます。
総社市自宅療養者支援室は あす6月1日に設置されます。また、総社市は64歳以下の市内およそ4万人分のワクチン接種券を6月7日に発送する意向を示しました。