倉敷市中心部にインバウンド向けの観光拠点施設が完成し、あす(27日)オープンします。
飲食、物販、宿泊の複合施設で、倉敷美観地区周辺から高梁川流域の魅力を発信します。
倉敷のひやさい=路地から中に入ったところに建てられた「LOGIN Kurashiki」です。
倉敷を拠点に高梁川流域の市や町へアクセス=LOGINしてほしいという思いが込められています。
新築した木造2階の建物に、飲食、物販、宿泊のテナント8店舗が入ります。
飲食店では、燻製肉を手がける「ととのベーコン」のショップが登場。
鴨や鹿などジビエの燻製、パニーニやサラダなどを取り揃えます。
イートインコーナーも設けています。
日本酒の立ち飲み店では、郷土の地酒がおつまみとともに味わえるセットを用意しました。
また、「準組」と掲げられたドリンクスタンドでは、甘酒を販売しています。
これを手がけたのは・・・。
岡山県出身の河本さんが米と麹だけで作ったノンアルコール飲料です。
物販店にも岡山発のこだわった品が並びます。
倉敷帆布の跳び箱型小物入れ、倉敷の工芸作家による太陽光パネルをリサイクルしたガラス製品、地元食材を使った加工品などを通じて、外国人にも高梁川流域の産業の魅力を伝えます。
倉敷市中心部では初めてとなるインバウンド向けのツアーデスク=観光案内所も設けました。
倉敷美観地区をはじめ、高梁川流域で体験できるプログラムを紹介します。
このほか、建物の2階は宿泊施設が6月下旬にオープンする予定です。
もともとこの建物があったところでは、地元の農産物やグルメを販売するマルシェ「倉敷路地市庭」が3年前まで開かれていて、この土地を所有する会社が、「高梁川流域の魅力発信」をテーマに、インバウンド向けの施設を企画しました。
「LOGIN Kurashiki」は、あす27日午前10時にオープンし、各店舗先着50人にプレゼントがあります。
また、あすから29日までログイン倉敷の周辺でオープン記念のマルシェも開催されます。