玉野市の宇野駅前に1日、新しいホテルが開業しました。
瀬戸内の島々を巡る観光客をターゲットに、宇野周辺のにぎわい創出を図ります。
宇野駅の東、歩いて1分のところにオープンしたUNOHOTELです。
鉄骨3階建てのホテル棟と平屋のレストラン棟で構成しています。
アットホームなカジュアルさと、非日常的なラグジュアリー感をテーマにしたホテルです。
客室は8種類、56室あります。
こちらの部屋は、最大4人まで利用できる「プレミアムデラックスNAGURI」です。
「ナチュラルモダン」をコンセプトにした部屋で、日本古来の加工技術「名栗」が床に施されているのが特徴です。
ヨガができるソファーや瀬戸内エリアのおつまみが付いたミニバーを備えています。
そしてバルコニーが付いていて、港町のオーシャンビューを堪能できます。
一方こちらは、キャビンタイプの客室「セパレートシングル」。
広さはおよそ5平方メートルです。
一人旅向けで最低限の設備ですが、1泊6050円からとリーズナブルに泊まれます。
ホテルに併設する「瀬戸内レストランBLUNO」では、地元周辺の食材を使ったメニューを提供します。
ランチタイムのコース料理やテイクアウトは、宿泊客以外も利用できます。
UNOHOTELは、旧スペイン村構想のあった用地の一画に、不動産賃貸などを手掛ける宇野港土地が整備した直営の宿泊施設です。
ホテル以外にも、温泉施設「たまの湯」やフットサルコートを開業しています。
来年の瀬戸内国際芸術祭に向けて、宇野港周辺のにぎわい創出に弾みがつきそうです。