岡山県はきょう(26日)新型コロナの感染患者が再び増加していることから感染の指標をステージ2に引き上げると発表しました。
そのうえで、第5波への突入を懸念して、夏休みやお盆へ向けた知事緊急メッセージを出して感染拡大防止への協力を呼びかけました。
感染の指標が再びステージ2に引き上げられるのは7月2日以来、わずか24日ぶりです。
7月19日から25日までの1週間の患者数は182人で前の週から112人増加しました。
今日開いた県の対策本部会議ではこの増加の傾向は第4波の入り口となった4月の感染傾向と同じ状況になってきた、との報告がありました。確保病床と重症者病床の
使用率はともに5%台ですが、東京や大阪の感染状況からみても第5派への突入が懸念されるとの強い危機感が示されました。
また、首都圏では40代、50代の重症化率が上昇していることから職場におけるクラスター対策の徹底を広く働きかけていくことを決めました。
さらに県民には「夏期の感染拡大に向けた知事緊急メッセージ」として
感染拡大地域との往復は避ける
マスク着用など基本的な感染防止対策を徹底する
東京五輪・パラリンピックの応援は自宅でーの3点を発表しました。
伊原木隆太知事は「デルタ株への置き換わりも進み、感染は増加の一途をたどり始めています。
気を緩めることなく、他県との往来や大人数での会食など感染リスクの高い行動を避けるよう強くお願いします」と呼びかけました。