岡山県はきょう新型コロナウイルスの対策本部会議を開き倉敷市の飲食店などに対して営業時間を午後8時までとする時短要請を行うことを決めました。
対策本部会議では倉敷市で新型コロナウイルスの感染が拡大していることや新型コロナの感染者の行動履歴で飲食店での飲食した人の割合が倉敷市が県内の割合と比べ高くなっていることが報告されました。
このことからすでに岡山市内の飲食店などに要請していた営業時間短縮の対象に倉敷市も新たに追加することを決めました。
営業時間の短縮時間もこれまでの午後9時から1時間早め午後8時までとし酒類の提供も午後7時までとします。
またカラオケ設備を提供している店舗に対しては利用自粛を要請します。
要請の期間は今月14日から31日までです。
要請に応じた店舗に対しては1日あたり2万5000円から20万円の協力金が支給されます。
申請の受付は8月下旬を予定しています。
また今後の新型コロナの感染者の増加に備え倉敷市に軽症や無症状の患者を受け入れる宿泊療養施設を新たに整備すると発表しました。
施設は倉敷市松島にあるベッセルホテル倉敷で103室を確保します。
運用開始は8月18日です。
これで県内の宿泊療養施設は岡山市の2つのホテルとあわせて3施設、部屋数は507室となります。
また伊原木知事はまん延防止等重点措置の国への要請について視野に入ったと話しました。
また倉敷市も新型コロナの対策本部会議を開き感染防止に向け協議しました。
伊東香織市長は対策本部会議で感染経路の傾向を共有しました。最近の感染患者の半数以上が家族間での感染で外で感染した家族一人が家庭に持ち込み家族全員が感染するというケースが多くみられることが報告されました。
伊東 香織市長は家庭での感染対策の徹底を市民へ呼びかけました。