複数の児童が新型コロナウイルスに感染し、今月17日まで臨時休校となっている総社市内の小学校で、オンラインによる学習指導がはじまりました。
臨時休校中で児童のいない教室で、先生がパソコンに向かって呼びかけます。
児童は自宅から、タブレットを使ってビデオ会議アプリ「グーグルミート」で参加します。
この日は国語の学習を、漢字ドリルを使いながら行いました。
総社市では、市内すべての児童生徒へタブレット端末を配布していて、今年度から本格的に対面での授業で使っています。
オンラインによる指導は、各学校で2学期中にできるよう準備を進めていましたが、臨時休校という事態を受けて急遽スタートしたものです。
突然で初めての試みにもかかわらず、端末を使いこなせる児童が多かったため、おおむねスムーズに進みました。
この小学校では3年生から6年生までの228人を対象に、17日までオンライン学習指導を実施します。
初日は各クラス1時間だけでしたが、来週からは1日3時間行う予定です。