華道・池坊玉野中央支部の創立20周年を記念した作品展が、玉野市立中央公民館で開かれています。
新型コロナウイルスの影響で、予定していた規模より縮小しての開催となりましたが、玉野市のほか、倉敷市と岡山市の南部、それに香川県直島町で活動する12人の指導者と42人の教室生が手がけた55の作品が会場を彩っています。
テーマは「花の力に癒されて」。
きれいな花によって新型コロナでくすんだ心を癒し、元気を届けたい気持ちを作品に込めたそうです。
池坊の歴史を感じられる「立花」「生花」のほか、現代的でユニークな表現のものもある「自由花」も見ごたえがあります。
功労表彰を受けた指導者による圧巻の作品もあれば、大人の作品に交じって、中学生が手がけた作品も堂々とした姿です。
注目は、青年部16人による合作の自由花。
四角と丸の器に生けた32の作品が、スチールグラスでつながっています。
輪になって一緒になってがんばろうという思いを込めたそうです。
池坊玉野中央支部の創立20周年を記念した作品展は、あす24日までです。