水島警察署は暴力団組事務所の撤去に向けた署名運動を推進した水島地区の3団体へ感謝状を贈りました。
水島警察署の赤木一人署長から、栄町連合町内会の田中 啓嗣副会長、水島商店街振興連盟の高橋廣道副会長、水島料飲旅館組合の田中智晴会長の3人へ感謝状が贈られました。
感謝状が贈られた3団体は、今年6月に組織の解散届を出した神戸山口組系列の組事務所を、暴力団組織の拠点となる恐れがあるとして、事務所の完全撤去に向けて署名運動を行いました。
署名運動は今年7月初めから末まで行われ、水島地区の5つの町内会、200店以上から署名が集まりました。
集まった署名は嘆願書として水島警察署などに提出され、岡山県暴力追放推進センターが、昭和35年から暴力団組事務所として使われていたおよそ160平方メートルの土地を買い取ることで組事務所の完全撤去に成功しました。
県暴力追放推進センターが暴力団組事務所の土地を買い取ったのは今回が初めてだということです。
なお、県暴力追放推進センターが買い取った土地については、現在、売却先が検討されているということです。