倉敷ケーブルテレビなど地域メディア3社で組織するKCM倉敷コミュニティメディアは、地域に功績のあった個人や団体を称える「シチズン・オブ・ザ・イヤー2021」に真備町の復興に貢献した2団体を選び、表彰しました。
節目の20回目となる今回は、特別に2団体が表彰されました。
2001年に設立されたNPO法人岡山マインド「こころ」は、精神的な病を抱えた人が安心して働き、生活できる場をつくろうと真備町内でグループホーム事業や地ビール醸造・販売事業を立ち上げました。
地元の人との交流も積極的に行って深めた地域のつながりが、西日本豪雨からの真備町の復旧・復興の強力な推進力となったことが評価されての表彰です。
ボランティア団体の真備町写真洗浄@あらいぐま岡山は、西日本豪雨災害の発生直後から写真を洗浄して返却するボランティアを真備町で行い、これまでに延べ30万枚以上の写真を救っています。
被災者の生活が落ち着いてきた去年からはローラー作戦を行い、あきらめたままになっている被災写真がないか聞いてまわるなど精力的な活動を続けています。
今回表彰を受けたNPO法人岡山マインド「こころ」と真備町写真洗浄@あらいぐま岡山を含めて、これまで21の個人・団体に「シチズン・オブ・ザ・イヤー」が贈られています。