倉敷市の将棋文化の振興を目指す「白壁倉敷将棋フェスタ」が2年ぶりに開かれました。
このイベントは、将棋のまち・倉敷で将棋に親しみを持ってもらい、将棋文化の発展を目指そうと2016年から開かれています。
去年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、2年ぶりの開催となりました。
今回は感染症対策として参加人数を例年の半分ほどに制限し、各テーブルにパーテーションを設置するなどしています。
子ども将棋大会では、低学年の部と高学年の部に分かれて、およそ70人の小学生が予選リーグを戦いました。
一般の部の将棋大会では、3人1組の16チームが団体戦に挑み、熱戦を繰り広げました。
さらに、5人のプロ棋士による指導対局も開かれました。
岡山市出身の菅井竜也八段や有森浩三七段をはじめ、去年81年ぶりに誕生した倉敷市出身の棋士・狩山幹生四段などが指導に当たります。
参加者たちは、貴重な対局を楽しみながら将棋を指していました。
倉敷市と倉敷市文化振興財団は、来年以降も「白壁倉敷将棋フェスタ」を開催する方針です。