倉敷市の児島市民交流センターで開かれている陶芸や絵画の講座受講生による作品展が始まりました。
児島市民交流センターの自主講座「美術の学校」は、年齢や制作歴を問わず美術を学びたい人が目標をもって学べる場として、おととし7月に開講しました。
県内の高校や大学で陶芸やデザインを指導している美術家の片山康之さんが講師を務め、陶芸や造形などの分野に分かれて学びます。
初となる展覧会には、受講生13人による作品およそ60点が並びました。
陶芸科では、「作家になる」ことを目標に多くの受講生が仕事や子育てと両立しながら活動しています。
倉敷市の地域おこし協力隊の脇村拓嗣さんは、備前焼の皿を仕上げました。
陶芸を始めて1年ほどが経ち、改めて皿と向き合おうとなめらかな曲線や厚みにこだわってろくろを回しました。
そして、造形科からは地元の小学生が描いたデッサンやパステル画などが展示されています。
こちらは、緑丘小学校6年の片山広人さんの作品です。
去年6月から構想をはじめ、題材を変えながらやり直し、最終的に今1番好きなものをテーマに、漫画をデッサンしました。
文字などのバランスが難しい部分も丁寧に描いています。
作品展は、今月29日まで児島市民交流センターで開かれています。
作品展名称
「SCHOOL OF ARTS EXHIBITION 2022」