倉敷市船穂町の特産品で、「果物の女王」とも呼ばれる「マスカット・オブ・アレキサンドリア」の出荷がきょう(1日)から始まりました。
出荷場の船穂フルーツフラワーセンターには早朝から、船穂町ぶどう部会が丹精したマスカット・オブ・アレキサンドリア約700kgが持ち込まれました。
ハウスでブドウの加温が始まった冬場の日照時間が多かったため、今年は良い出来に仕上がっているということです。
船穂町ぶどう部会の会員などは、粒の大きさや傷の有無、糖度の基準となる16度を超えているかなどを確認し、格付けを行いました。
船穂地区では現在、25軒の農家が約3・3ヘクタールでマスカット・オブ・アレキサンドリアを栽培。
前年度、船穂町ぶどう部会が初めて、日本農業賞の大賞を受賞するなど、ブドウづくりで高い評価を得ています。
船穂地区では9月中頃までに、4万7000トンの出荷を見込んでいます。
※船穂のマスカットをPR船穂地区のマスカット・オブ・アレキサンドリアは県内をはじめ、全国の市場に送られ、あす(2日)から百貨店などで販売されます。