倉敷警察署管内で特殊詐欺被害が相次いでブロックされています。
被害防止に協力した金融機関へ倉敷署から感謝状が贈られました。
贈呈式には、いちよし証券倉敷支店の小田一成支店長、晴れの国岡山農業協同組合中庄支店の太田誠支店長と日名威雄さんが出席し、倉敷警察署の安原卓志署長から感謝状を受け取りました。
いちよし証券倉敷支店では、小田支店長が先月23日、利用客の倉敷市の60代男性から「警察を名乗る者などから電話で『事件捜査で預貯金が差し押さえになるかもしれない。
回避するには指定された口座に入金するように』などと言われた」と聞き、客へ警察に相談するよう促し、被害を未然に防ぎました。
晴れの国岡山農業協同組合中庄支店では、先月24日、職員の日名さんが窓口を訪れた倉敷市の70代男性から「未公開株の1000万円の枠が当選したので個人の口座にお金を振り込むように言われた」という話を聞きました。
これを不審に思って警察に通報し、SNS型投資詐欺を防いだということです。
また、倉敷警察署は、今月16日、市内の70代男性から現金600万円をだまし取ろうとしたとして、横浜市の自称無職の53歳の男を詐欺未遂の疑いで逮捕しました。
男は、3月から4月にかけて氏名不詳の複数人と共謀し、倉敷市の男性とSNSのメッセージ機能を通じてやりとりをしていました。
今月16日、氏名不詳者が投資会社の社員を装い「株の購入で未払いが発生している」という嘘を伝え、男が証券会社の社員になりすまして男性に会い、600万円をだましとろうとしたということです。
しかし、倉敷署は先月24日に金融機関を通じて通報を受けていたことから、男性の協力を得て「だまされた振り作戦」を実施し、現行犯逮捕に至りました。
倉敷警察署管内の去年の特殊詐欺被害認知件数は39件、被害総額は2億2000万円で前の年より大幅に増えました。
今年は2月までに10件、1億4000万円あまりの被害が確認されています。
岡山県警は、今年2月から防犯情報配信アプリ「ハレノポリス」の運用を行っています。
特殊詐欺被害をはじめ、不審者や交通安全に関する情報が発信されていますので、ダウンロードしてご活用ください。




