玉野市議会6月定例会がきょう(2日)、19日間の日程で開会し、執行部が7億円あまりの補正予算案など7議案を上程しました。
補正予算案の注目は、鉾立小学校の木造校舎の耐震補強工事に関する費用1500万円です。
市は財政上の問題で耐震化を凍結していましたが、柴田義朗市長に交代してから再始動。
耐震補強の実施設計を、今年度中に行いたい考えです。
一方、市と市議会に、北方・下山坂地区の自治会からは、耐震工事をすると今の形や姿が残せないとして、木造校舎の保存を求める陳情が出されています。
このほか補正予算案では、玉原ニュータウン自主防災会に防災資機材などを補助する経費(160万円)や、サンマリン保育園のエアコンが故障したため新しくするための費用(124万円)を盛り込んでいます。
また、この夏から渋川海岸で水上バイクとの接触防止対策をとるため、進入禁止のブイを追加したり、看板や標識を設置する経費およそ300万円を計上しました。
一般会計の補正額は総額7億6000万円で、前の年に比べ5億3400万円増えています。
6月定例会は7日から一般質問が行われ、20日に議決、閉会する予定です。