本格的な日本画作品が並ぶ 春の院展倉敷展がきょうから始まりました。
春の院展は全国を巡回する日本画の展覧会で、倉敷での開催は今年で21年目です。
会場には日本美術院で最高位の同人の作品35点と入選作品69点が並んでいます。
岡山県内からは5人の作家が出品しています。
日本美術院 同人で、愛知県立芸術大学教授の井手康人さんは、「不二」と題した作品を出品。
二つとないもの、として富士山を描きました。
初入選の大久保明莉さんは「宿る場所」と題し、神社に崇められる狐を描いています。
このほか、ベテラン作家から若手作家まで変化に富んだ作品を楽しむことができ、初日から多くの人が訪れていました。
春の院展倉敷展は7月10日まで倉敷市立美術館で開かれています。