玉野市は児童・生徒数が減少する中、市内の小中学校の存続や規模を見直すため、適正規模・適正配置検討委員会を設置して、第1回会議を開きました。
第1回検討委員会には市内の小中学校のPTAや地域団体の代表、それに公募で選ばれた市民など約20人が出席しました。
玉野市の児童・生徒数はピークだった1982年の1万1575人から現在約3分の1の3500人程まで減少しており一定数以上の児童・生徒が在籍する学校規模の確保が難しくなっています。
小規模学校に対しては複式学級の導入や1学年1学級化が今後加速すると見込まれています。
検討委員会の委員長には岡山大学准教授の金川舞貴子さんが選ばれ、第1回会合では教育委員会からの説明を受けた後各地区の教育環境について意見を交換していました。
検討委員会では課題解決へ向け会議を重ね、来年8月ごろに答申を出す予定です。
教育委員会では今後教職員・地域住民へのアンケートや7月22日からの地域説明会を行い市民からの意見を募る予定です。