非常口やトイレなどの場所を示す「ピクトグラム」と呼ばれるマークが私たちの身の回りには数多くあります。
そのピクトグラムについてもっと知ってもらおうとオリジナルのピクトグラムを作る講座が開かれました。
「ピクトグラム」とは絵や記号を使って、言語に関係なく情報を伝えるツールです。
そんなピクトグラムについて学んでもらう講座が開かれ、倉敷市内の小中学生とその保護者15組が参加しました。
講義の中で川崎医療福祉大学の青木陸裕教授から「ピクトグラムは見やすく、簡略化されたデザインで統一感があることがポイントである」と話されました。
子どもたちは、教わったことを意識しながらパソコンを使って実際にピクトグラム作っていきます。
それぞれ、伝わりやすい色や形、大きさなどを工夫しながら、夏をテーマにしたものや、身近なスポーツなど自分だけのピクトグラムを作り上げました。
最後にデザインしたピクトグラムを印刷し、缶バッジに仕上げて完成です。
川崎医療福祉大学の医療福祉デザイン学科では7年前から避難情報を伝える災害対応のピクトグラムを制作していています。
緊急時にも使われるピクトグラムをより身近に感じてほしいと今回この講座が行われました。
川崎医療福祉大学では11月26日にも「高齢者向けのスマホやパソコンの使い方」についての講座を行う予定です。