幸せを運ぶと言われている鳥コウノトリが総社市周辺に飛来しています。KCTの取材班が偶然足守川周辺でコウノトリ3羽を発見しました。
総社市東阿曽と岡山市北区の間を流れる足守川で今朝コウノトリ3羽が飛来し川で魚をとったり羽を休めたりしているところをKCTの取材班が出合い撮影しました。
国の特別天然記念物に指定されているコウノトリは50年前に一度、絶滅しましたが、人工飼育により復活し保護活動などによって個体数が増加していて現在このコウノトリのように野外生息しているのは271羽います。
コウノトリの脚には個体を識別するためのリングが付けられています。
3羽のリングを兵庫県豊岡市にあるコウノトリの研究施設県立コウノトリの郷公園に確認したところ3羽とも1歳のメスで2羽は兵庫県、1羽は徳島県で生まれた個体だということがわかりました。
施設の職員によるとコウノトリにとって良い餌場があるところでは2ヵ月ほど同じ場所に滞在することもあるということです。