大山名人杯争奪 第21回全国小学生倉敷王将戦が倉敷市芸文館で開かれ、小学生棋士たちが将棋の日本一を目指して熱戦を繰り広げました。
大会には都道府県予選通過者や推薦者128人が出場しました。
低学年と高学年の部に分けられ、ともに8人1組の予選リーグ、各組1位の8人ずつが進出する決勝トーナメントでタイトルを争いました。
参加した児童たちは盤上を真剣な表情で見つめ、駒を進めていました。
全国小学生 倉敷王将戦は倉敷市出身の故大山 康晴15世名人にちなみ、平成6年に創設されました。
岡山市出身の菅井 竜也八段をはじめ、将棋界の歴史を塗り替え続けている藤井 聡太竜王も大会で優勝した経験があり、将棋を指す全国の小学生が目標とする権威のある大会として広く知られています。
今年は新型コロナ対策のため、プロ棋士による指導対局は中止となりましたが、競技開始前に菅井 竜也八段との記念撮影が行われました。
児童たちは憧れの棋士を前に緊張した面持ちでしたが笑顔を見せていました。
なお、大会は北海道代表 札幌市立幌西小学校6年松本和樹さんが高学年の部で優勝を果たしました。
低学年の部は千葉県代表 船橋市立宮本小学校2年北川大樹さんが制しています。