環境省が準絶滅危惧種に指定しているラン科の花『サギソウ』が総社市福井のヒイゴ池湿地で、咲き始めています。
厳しい残暑の中で咲く、純白の可憐な花は、見る人に涼を届けてくれます。
『サギソウ』という名はシラサギが翼を広げた姿に似ていることに由来しています。
環境省のレッドデータリストでは準絶滅危惧種に指定されていますが、ヒイゴ池湿地では県内で最も多いおよそ1万株が自生しています。
今年は猛暑の影響で例年より1週間ほど遅い、今月1日頃から咲き始め、現在は300株ほどが花をつけています。
サギソウは今月20日前後に見ごろを迎える見込みで、9月上旬まで楽しめるということです。