倉敷市船穂町にあるふなおワイナリーで、今シーズンのマスカット・オブ・アレキサンドリア・ワインの仕込みが今日(23日)から始まりました。
ふなおワイナリーでは倉敷市船穂町の特産であるマスカット・オブ・アレキサンドリアを使ったワインを製造しています。
今シーズンの最初は、ふなおワイナリー初となる「辛口特別醸造」用のワインの仕込みを行うため、1.3トンのマスカットが運び込まれました。
仕込み作業では、専用の機械を使って房になっているブドウを果実と軸とに分け、実を潰していきます。
「辛口特別醸造」のワインは、香りのよい房を選りすぐり、シュール・リーと呼ばれる醸造方法を行うことで製造することができるそうです。(シュール・リー・・・発酵後の白ワインを澱の上で熟成させる醸造方法)
ふなおワイナリーでは、辛口の製品が無かったことから料理に合う辛口ワインの製造を初めて目指します。
ワインは7ヵ月間熟成された後、1100本製造されます。
来年の4月に販売予定ということです。