きのう(19日)九州・中国地方に上陸し、岡山県にも接近した台風14号の影響で、岡山県内では4人が重軽傷を負いましたが、エリア内での人的被害はありませんでした。
台風14号では、岡山県に最も接近する前の日(18日)から強い風が吹きました。
気象台が観測した最大瞬間風速は玉野市で30.3m/s、倉敷市で18.4m/sで、いずれも18日の夜遅くに記録しました。
きょう(20日)午前中に、KCTがエリア内の自治体に取材したところ、倉敷市ではトタン屋根が飛んだり、壁が崩れたりする被害が8件ありました。
玉野市では、宇野港に展示してあった瀬戸内国際芸術祭の作品1点が壊れるなど、23件の被害が確認されました。
総社市、早島町では、大きな被害の報告は入っていないということです。
また、強い風の影響で木が倒れたところが、倉敷市で28カ所、玉野市で2カ所、総社市と早島町でそれぞれ数カ所ありましたが、すでに処置を終えているということです。