倉敷市児島にある真言宗のお寺「般若院」で普段は公開されていない「阿弥陀如来立像」の御開帳が今月1日に行われました。
黄金に光り輝く般若院の本尊「阿弥陀如来立像」。
高さは79.5センチ。
鎌倉時代の仏師快慶が造ったもので、倉敷市の文化財にも指定されています。
「来迎印」という手の形は、どんな人でも救いの手を差し伸べ、極楽浄土へ導くことを意味します。
2014年の特別公開以来8年ぶりの御開帳を記念して今月一日、法会が行われました。
5人の僧侶によって、読経や法楽太鼓などが奉納され、御開帳を祝いました。
普段は見ることのできない仏像を一目見ようと多くの参拝客が訪れ、本尊の前で手を合わせました。
法会の後には、ハーバリウム作りやお香づくりなどのワークショップも開かれました。
今年で1325年を迎える般若院ではこれから25年に一度、御開帳を行う予定です。