倉敷水島ロータリークラブは貧困に苦しむ子どもが安心して暮らせる地域社会について考える講演会を開きました。
講演会には地域の住民や福祉団体などおよそ70人が参加しました。
講師にはフードロス・ゼロを目指す缶詰を開発した三好千尋さん、水島子ども食堂ミソラの代表を務める井上正貴さんなどが招かれ、子どもの貧困、地域での居場所づくりをテーマに話しました。
日本では7人に1人の子どもが「貧困状態」といわれています。
水島地区でも、貧困により支援を必要とする家庭が多くあることから、倉敷水島ロータリークラブは今回はじめて講演会を企画しました。
子ども食堂を営む井上さんは、困窮している子どもたちがお腹を満たすだけでなく、安心できる居場所作りが必要だと話します。
三好さんは廃棄食材を利用した缶詰「コノヒトカン」を開発。
長期保存が出来る缶詰を貧困家庭に届けることで、フードロスと貧困問題に取り組んでいます。
倉敷水島ロータリークラブは今後貧困により苦しむ子どもたちの支援に力を入れる方針です。